Integrating Japanese Eastern medicine with Western medicine.

妊娠中および出産時には、骨盤に関連する問題が頻繁に発生します。実際、80%以上の母親が何らかの骨盤の問題に悩まされています。しかし、多くの場合、「そのうち治る」と言われるか、育児に忙殺されて我慢してしまったり、または産後の体型や機能の回復は不可能だとあきらめてしまったりすることがよくあります。

PRI Pelvis Model

よくある症状としては、次のようなものがあります:

  1. 尿失禁(尿もれ)
  2. 腹直筋離開(左右の腹筋が離れて開いた状態)
  3. 腰痛、坐骨神経痛、股関節痛
  4. 骨盤臓器脱(子宮、膀胱、腸などが下がってしまうこと)

骨盤の歪み、不安定性、むくみなども妊娠中に頻繁に起こる問題です。出産後の体型が戻らないことも、骨盤の影響が考えられます。例えば、骨盤が開いたまま戻らないと、骨盤底筋群やコア筋の適切な活用ができなくなります。その結果、体重が妊娠前のレベルに戻っても、お腹周りが引っ込まず、太って見えてしまったり、産後の体型体形維持が難しくなることが少なくありません。さらに、あまり知られていませんが、骨盤の問題は首痛や肩コリ、頭痛、腱鞘炎なども引き起こすことが少なくありません。

アメリカではWomen’s Healthというフィジカルセラピーの専門分野があり、妊娠中や出産後リハビリテーションなどを専門に行う専門セラピストがいます。ファンクフィジオではこの専門セラピストが働くアメリカでも数少ないクリニックです。当クリニックでは出産前後の女性の独特な生理学的変化と育児の需要に合わせてプログラムをカスタマイズし妊娠、出産に伴う問題を改善していきます。


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