Integrating Japanese Eastern medicine with Western medicine.

ファンクフィジオでの診察・治療内容

FuncPhysioでは病気や怪我の箇所に特化した治療のみならず、包括的に身体全体を治療対象としたアプローチをとっております。ですので、なんとなく体調が悪いけれどどの専門家にかかればいいのかわからない時や身体に違和感や疲れある時などもご遠慮せずご受診下さい。どんな病気であっても、症状のある箇所だけを診て身体全体の問題を的確に突き止めることはできません。お話を詳しくお聞きしながら、必要であれば適切な検査を行い、患者様に一番必要な治療をご提案させていただきます。フィジカルセラピーというと医療系の機関で敷居が高そう思われる方が多いかも知れませんが、アメリカにおけるフィジカルセラピーは日本でよく見かける接骨院、整体院、カイロプラクティック院、コンディショニングサロン、美容系整体といった施設と変わりなく来院できます。アメリカの多くの保険のみならず、旅行者保険やクレジットカード付帯の損害保険にも対応していますので、「こんなこと相談してもいいのかな?」と思う症状でもお気軽にご相談下さい。

治療症例

部位症状(以下に限らず)
頭・アゴ頭痛、顎関節症(アゴの痛み)、めまい、自律神経失調症、ベル麻痺
首痛、首こり、筋違い、可動域の制限、神経根の圧迫(狭窄症、椎間板ヘルニアによる)症状(首・胸・肩・上背・腕に広がる痛や痺れ、斜頚、首痛から来る頭痛、ストレートネック、声帯や声の問題(声帯結節、反回神経麻痺、声帯炎)
肩こり、肩痛、四十肩五十肩、野球肩、手術後のリハビリ(腱板損傷、関節唇損傷、SLAP損傷など)、インピンジメント症候群、回旋腱板の問題、脱臼、肩関節前方不安定症(亜脱臼)
肘・手首  ゴルフ肘、テニス肘、野球肘、腱鞘炎(ドケルバン病、ばね指)、リウマチなどによる痛みや可動制限、デュピュイトラン拘縮、骨折後のリハビリ、手根管症候群、神経絞扼、捻挫・筋違い
胸・胸椎胸郭出口症候群、呼吸障害、手術後のリハビリ(乳がん、開胸手術、背部手術など)、脊柱側湾症、肋骨骨折やヒビ、背中の張り
腰・骨盤・仙腸関節腰痛(ぎっくり腰、慢性腰痛など)、神経根の圧迫(滑り症、狭窄症、椎間板ヘルニアによる)症状(腰や膝に関わる 痛み・痺れ・刺痛・虚弱・放散痛)、坐骨神経痛、脊椎すべり症、術後のリハビリ、筋肉の張り
骨盤・骨盤底筋尿もれ(尿失禁)、便失禁、骨盤の歪み、コア筋問題、姿勢問題、産前産後のケア、生理痛、恥骨の痛み、仙腸関節の痛み
股関節(ヒップ)可動域の減少、股関節痛、手術後のリハビリ(関節唇損傷、人工股関節置換術など)、臼蓋形成不全、変形性股関節症、関節炎、坐骨神経痛、滑液包炎
膝痛(関節炎、筋膜炎、半月板損傷、滑液包炎)、成長痛(オスグッド病)、術後のリハビリ(人工関節置換術、前十字靭帯再建術, 後十字靭帯再建術, 半月板損傷など)、捻挫・筋違い(靭帯損傷)、変形性関節症、スポーツによる膝の慢性障害
捻挫、骨折後のリハビリ、術後のリハビリ(骨折、外反母趾、靭帯再建術など)、扁平足、足の慢性障害、足底筋膜炎、内反足、疲労骨折、足のむくみ、踵の痛み
腹部腹部膨満、 腹壁反射、便秘、消化不良
神経系自律神経失調症、脳卒中後の障害リハビリ、脳損傷後のリハビリ

PRI:Postural Restoration Institute

ポスチュアルリストレーション(PRI: Postural Restoration Institute)とはアメリカの理学療法士ロン・ハラスカRon Hruskaが考案した治療方法、従来の“人体は左右対称”という見方を改め、人体は左右非対称であるということを前提に身体の機能を考え、それを元に治療方法を考案しています。ロンは、「神経系、呼吸器系、循環器系、運動器系、そして視覚器等、身体の左側と右側は非対称であり、個々にその責任、機能、そして需要がある。そしてこの左右非対称の人体デザインは素晴らしいものであり、人体はこれらシステムの不均衡をインテグレーション(統合)することによってバランスが保たれている。」 と考えています。そしてこのバランスの崩れが、筋骨系、神経系、内臓系、運動器系、などの身体の生体活動を乱し身体の不調や症状を引き起こす根源になる、と考え、バランスを整えていく事を治療の根本となります。

ファンクフィジオはPRIから認定を受けたセラピストPRC: Postural Restoration Certifiedが働くマンハッタンでは唯一のPRI認定フィジカルセラピークリニックとなっています。全米でもこの認定を受けているのはごく僅かでアメリカ各地から治療の問い合わせを受けております。

ポスチュアルリストレーション(PRI: Postural Restoration Institute)治療の問い合わせの患者様の症例:

  • 呼吸障害
  • 顎関節症(アゴの痛み)
  • 頭痛
  • 息苦しさ
  • 呂律が回らない(声が出ない、または声が出しずらい)
  • パニック障害
  • 側湾症
  • 骨盤底筋問題
  • 骨盤のズレ
  • 慢性的な身体の問題
  • スポーツ障害(サッカー、野球、ゴルフ、テニス、バレーボール、ランニングなど)
  • 自律神経主張症
  • めまい
  • 消化不全
  • 腹部の膨満感
  • 便秘
  • 胸の痛み(内臓疾患でない)
  • 肩甲骨周りの痛み
  • 自律神経失調症

FMT:Functional Manual Therapy

FMT: Functional Manual Therapyは徒手療法を基にした理学療法における革新的な治療概念です。これはInstitute of Physical Artの創建者であるグレッグ(Greg)とヴィッキィ(Vicky) ·ジョンソン(Johnson)がPNF(Proprioceptive Neuromuscular Facilitation)というコンセプトに基づき生み出した全く新しい治療方法です。

FMTでは身体の動きを全体的に診断する手法を用い、痛みの原因となる運動障害とその元となる機能障害を判断します。それらの問題を徒手療法によって段階的に改善させていきます。具体的には第一に筋肉、神経、筋膜、皮膚、健や靭帯を含む関節及び軟組織の向上、効率的な動作の回復をします。第二に特定の筋肉のコントロール、筋力、そして持久性を向上させるための神経筋群のトレーニングを行い、そして最後に身体の効率的な動きを促すために、脳がつかさどるモーターコントロールの書き換え、改善をさせます。

FMTを使った治療方法は日常生活に必要な機能回復だけでなく、スポーツやダンスなどの非常に高いレベルでの運動機能回復・向上にも効果的です。

このFMTを極めたフィジカルセラピストがCFMT (Certified Functional Manual Therapist) と認定されます。全米では20万人以上の理学療法士が働いていますが、FMTの認定試験は非常に難しく、認定を受けたセラピスト(CFMT)は僅か500人程度です。ニューヨーク、さらにマンハッタン近郊では数名のみとなっています。

Women’s Health/Pelvic Health (ウィマンズヘルス・骨盤の調整)

日本では新規分野であるウィメンズヘルスですが、アメリカ、ヨーロッパではこのウィメンズヘルスの歴史は長く20世紀初めから始まっています。思春期、妊娠期、更年期などライフステージを通して女性特有の悩みや問題、病気、産前産後のサポートに対応するためにウィメンズヘルス分野が発展しています。フィジカルセラピーの中でも確立した医療分野としても認識され、専門のトレーニングを受けた国家資格を持つ理学療法士が産婦人科と連携し女性特有の悩みに対応しています。ファンクフィジオでは米国理学療法協会認定ウィメンズヘルス専門医*が所属するニューヨーク、マンハッタンでも類稀なクリニックです。日本では対応するクリニックが少ないため、どこに相談してよいのかわからない女性の悩み、または「こんなこと相談して良いのかな?」といった症状でもアメリカではフィジカルセラピーのクリニックに相談に来られます。ファンクフィジオでは専門トレーニングを受けたセラピストが女性特有のお悩みのお手伝いをします。

*WCS: Board Certified Women’s Health Clinical Specialist

治療症状例

  • 産前および産後のケア
  • 不妊治療(専門医と連携しながら)
  • 腹直筋離開
  • 骨盤臓器脱
  • 出産後のリハビリ(痛みを伴う会陰切開と帝王切開の傷跡の治療)
  • 性交時の痛み
  • 性機能障害
  • 覚醒/オルガスムの痛み
  • 無オルガスム症
  • 持続性覚醒障害
  • 尿失禁(尿漏れ)および便失禁(漏出)
  • 便秘
  • 排便時の痛み
  • 膨満感と排便の制御不良
  • 過敏性腸症候群(IBS: Irritable bowel syndrome)
  • 頻尿/尿意切迫感
  • 仙腸関節の痛み
  • 恥骨・恥骨結合の痛み
  • 骨盤の痛み
  • 子宮内膜症による痛み
  • 間質性膀胱炎/痛みを伴う膀胱症候群
  • 尾骨の痛み/尾骨痛
  • 排尿時の痛み
  • 排便時の痛み
  • 陰部神経痛
  • 外陰部痛および前庭痛
  • アウトレット機能障害

Acupuncture(鍼灸、マッサージ)

包括的、ホリスティックな治療を提供するために徒手療法、運動療法、行動療法、レーザー治療に加え鍼灸マッサージも提供しています(提携先Manhattan PT Acupuncture PLLC)。身体は未知なるもので、西洋医学の発達した現在でもまだまだ解明されていない事が山ほどあります。東洋医学の体内のバランス整え怪我や病気を治す、予防するという考え方はファンクフィジオのサービスの一部です。当院では痛みの少ない日本針を使用し、日本での治療経験もある鍼灸師から治療を受けられます。

また、日本では鍼治療に通っていたという方で、アメリカ、ニューヨークでは日本の鍼灸(鍼灸師)を行ってくれるところが無い。そう悩んでいた方でも安心して通っていただけます。


レーザー治療:MLS ®️ Laser Therapy(コールドレーザー、Class IV レーザー)

レーザー治療とは、生体を刺激する事によって、細胞、血管、神経組織の活性化に伴い、人間が本来持つ自然治癒力を向上させて治療をします。具体的にはレーザーのエネルギーが細胞活動エネルギーを作り出す器官であるミトコンドリアの活動を刺激します。その結果、細胞、血管、神経細胞の組織活性化が促され、損傷した細胞の回復が促進されます。細胞が回復すると治癒プロセスが早まり完治するわけです。

ファンクフィジオが所有するMLS(Multiwave Locked System)レーザーは従来のレーザー治療(コールドレーザー、Class IV レーザー)ではなしえなかった、痛み、炎症、浮腫、組織回復を同時に効率的に改善することを目的に開発されました。

MLSレーザーは、従来のLLLT(低出力)レーザー治療やHP(高出力)レーザー治療の限界を超えて、痛みや炎症、浮腫などに効率よく同時に効果を発揮することを目的に開発された革新的な特許技術です。808nmと905nmを同時に照射することができ、これらの波長を同時に照射することで、エネルギー的な相乗効果が生まれ、熱損傷のリスクを最小限に抑えながら、単独では得られない高い消炎・鎮痛、そして組織回復の効果を得ることができます。

さらにMLSレーザーが他のクラスIVレーザーやコールドレーザーと一線を画すのは、この連続光とパルス光のユニークな組み合わせと同期性にあります。初期のクラスIVレーザーやコールドレーザーとは異なり、MLSレーザー治療は制御されたレーザーエネルギーを手動ではなくコンピューター制御によって照射することが出来、安全に効果を得ることができます。

非常に高額のため所有クリニックが少ないMLSレーザー治療器をファンクフィジオでは2019年から導入し患者様の治療にあたっています。

MLSレーザー治療は、以下のような症状に伴う痛みや炎症を効果的に治療することができるとの研究結果が出ています。

  • 足底筋膜炎
  • 神経腫
  • 神経炎
  • 関節炎
  • スポーツ傷害
  • 腱・靭帯損傷
  • 腰痛・関節痛
  • 筋挫傷・筋緊張
  • 腱鞘炎
  • 創傷
  • 術後の腫れや傷口の回復
  • 椎間板ヘルニア
  • 坐骨神経痛
  • 顎関節症

さらには、COVID-19肺炎患者がマサチューセッツ病院でのレーザー治療後に大幅な改善を示すという研究データもあります。

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Price:
One session (20-30min) $75
Package of 6 sessions: $390 with $60 discount
Package of 12 sessions: $750 with $150 discount