米国での怪我や軽度な痛みの対応先を解説。日本の接骨院・整体と米国のUrgent CareやPhysical Therapyの違いや役割を紹介。海外生活時の医療アドバイス情報源として参考にしてください。FuncPhysio Physical Therapy

Integrating Japanese Eastern medicine with Western medicine.

海外での生活中、医療に関する不安を感じることがあります。特に、日本と米国とで、医療保険のシステムや病院の運営方法は大きく異なります。そのため、「怪我をした場合、どこに相談すればよいのか」というのは、よく受ける質問の一つです。

もちろん、骨折や交通事故などの大怪我の場合、まず救急病院(ER)へ行くべきです。ただし、重篤でない怪我や痛みの場合、どこに相談すれば良いのか不安に思う方も多いでしょう。

日本では、寝違いや腰痛、肩こり、捻挫、腱鞘炎などの軽度の症状であれば、柔道整復師(接骨院)、または整体師(整体院)を訪れることが一般的だと思います。そして、レントゲンやMRIの検査が必要な場合、また薬や注射といった治療が必要な場合は、整形外科の病院を受診することが多いのではないでしょうか。接骨院や整形外科の受診は保険も効きますし米国に比べ比較的予約も取りやすいのでアクセスが良いですね。

しかし米国の場合は異なります。まず、米国には「柔道整復師(接骨院)」という資格が存在しません。また、整体師などの資格を持たない者が医療的(医療疑似的)な施術を行うことは法的に厳しく制限されています。さらに、救急でなければ、専門の医師の予約をとり直ちに診てもらうのは難しいのが現状です。

そんな中、ERまで行くほどではないが、念の為にレントゲンで骨折の確認などはしたいという場合、Urgent Care(アージェントケア)が役立ちます。Urgent CareはERと比較して、比較的手頃な料金で迅速な対応が得られる施設です。ただし、Urgent Careでは、治療は痛み止めの処方など基本的なものに限られます。

そのため、日常的な痛みや軽度な怪我の治療・相談先として、Physical Therapy(理学療法)クリニックが適しています。日本における理学療法士は主に病院でのリハビリ専門職としてのイメージが強いですが、米国では、街中のクリニックとしても機能しており、日本の整体や接骨院のような役割を担います。具体的な治療方法としては、マッサージ、運動療法、レーザーなどの物理療法などを行います。腰痛、首痛、四十肩、五十肩、捻挫、腱鞘炎など、緊急ではない痛みや怪我の治療を希望する際には、Physical Therapy Clinicがおすすめです。

FuncPhysio NYでは気になる肩こり、寝違い、ぎっくり腰、筋肉痛、顎関節症、また姿勢からくる不調など気になる悩みの解決をしております。また必要であれば医師への紹介をいたします。お気軽にご相談ください。

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