当院の理学療法士 YJ Choi は、最近ノースカロライナ州を訪れ、下肢(股関節、膝、足首、足)に関する専門家向けの教育コースに参加しました。このコースは、Institute of Physical Art(IPA)を通じて Functional Manual Therapy® の認定を取得するためのものです。
体はすべてつながっています。たとえば、腰痛がある場合でも、その根本的な原因は立位時の足首のコントロールに問題があるかもしれません。このコースでは、歩行やランニングといった日常動作において身体がどのように連携して機能するかを改善するための治療テクニックを学びました。
Functional Manual Therapy(FMT)の特徴とは?
IPAのコースでは、良い動きを生み出すためには、次の3つの重要な要素が協調して働く必要があると教えられます。
- Mechanical Capacity(機械的能力)
関節・筋肉・組織がどれだけよく動くか - Neuromuscular Function(神経筋機能)
神経系がどれだけ効率的に動作を開始し、力を生み出し、持続できるか - Motor Control(運動制御)
脳が特定の動作中にどのように動きを組織化し、指令を出すか
FMTのアプローチは、ある特定の部位の硬さや筋力低下だけを治療するのではありません。むしろ身体全体を包括的に見ます。たとえば、足の問題は実は股関節に起因していることもあり、その逆もあります。
コースからの主な学び
- 足のメカニクス
一般的に「偏平足」や「回内足」と呼ばれる状態は「代償性回外位(compensated supination)」という姿勢である可能性があります。踵骨(かかとの骨)の適切な評価を行うことで、足の構造をより正確に理解できます。 - 3Dの身体メカニクス
股関節・膝・足は、それぞれ異なる面で三次元的に動きます。ある部位の変化が全体の運動連鎖に影響を与えることがあります。 - 基礎を超えた学び
このトレーニングは、標準的な教育内容をはるかに超えたものでした。たとえば、神経のダイナミクスや神経血管の可動性制限を評価するために、効果的な治療を行うための専門的な練習が必要です。
体にどんな変化をもたらすのか
股関節、膝、足首、足に不快感や痛みがありますか?
以前のようにスムーズに動けていないと感じますか?
その問題は、痛みを感じる部位そのものではありません。過去のケガによる代償動作、他の関節の弱さ、あるいは身体全体の動きの非効率さに起因している可能性があります。
痛みだけに焦点を当てた治療は一時的な改善にとどまります。「なぜそうなっているのか」という原因に目を向けることで、長期的で根本的な変化を生み出すことができます。
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