Integrating Japanese Eastern medicine with Western medicine.

症例:慢性腰痛に対する複合的アプローチ

患者プロフィール

  • 主訴:慢性の腰痛(ストレスや長時間の座位で悪化)
  • 症状:消化器症状(消化不良、便秘など)が顕著で、筋骨格系と内臓系に関連が示唆される症例です。

治療内容(全3回のセッション)

  1. ショックウェーブ療法
    腰椎および周辺組織に高エネルギーの音波を当てます。それにより、組織修復を促進し、痛みの軽減と治癒反応を引き出します。
  2. 内臓モビライゼーションと徒手療法
    内臓に対するやさしい手技で、動きや機能を改善します。また、腰部・腹部の筋・関節・筋膜の緊張や制限にもアプローチします。
  3. 姿勢とエルゴノミクス教育
    中立的な背骨の維持、椅子の高さ調整、パソコンの位置などを提案しました。また、長時間座っていても腰への負担を減らす実践的なアドバイスを提供しました。

治療後の変化(アウトカム)

  • 痛み・不快感:特に長時間の座位での腰痛が著しく改善しました。
  • 機能的可動域:日常動作が楽にできるようになり、可動域が向上しました。
  • 消化器症状:消化不良や便秘が改善され、内臓機能との関連性を示しています。

まとめ

この症例では、ショックウェーブ療法で組織修復を促し、内臓モビライゼーションで内臓の動きを整えました。さらに姿勢改善の指導を行うことで、慢性腰痛と消化器症状の両方に対して包括的な改善が得られました。今回は、身体全体、特に内臓とも連動したアプローチの有効性が示された事例を紹介しました。